介護職員が知っておきたい社会福祉と福祉の仕事

介護福祉士としての働き方

医療がそうであるように、介護福祉の分野においても24時間対応ということが進められてきていて、介護福祉士もそれに対応することが求められています。
介護施設ではスタッフが組織化されていて配属先、施設のフロアといった単位でチームとなって勤務しています。

 

早出と遅出、あるいは夜勤勤務といったようにシフトが定められていて、1日の24時間をいくつかの時間帯に区切っての介護が行われています。
在宅介護のホームヘルパーとして仕事をするにあたっても、シフトと無縁ではありません。

 

基本的にホームヘルパーは1人で現場へ入って仕事をすることになりますが、チームとして組織されてはいます。
数名程度の構成になっていて担当する地域が決められている場合、得意分野を活かして家事援助や介護の専任として業務分担が行われる場合などがあります。

 

ホームヘルパーについても、夜勤を含め24時間の対応が必要とされるようになってきているのです。
2013年からは正式な介護保険サービスとして、24時間対応の定期巡回・随時対応型訪問介護看護というものがスタートしました。

 

地域に密着するサービスとして、要介護状態になっている人へ向けて一人暮らしをしている場合、認知症を発症している場合などでもそのまま安心して暮らすことができるよう、支援するものとなっています。
定期巡回サービスでは介護福祉士などの資格者が利用者の自宅を定期的に訪問し、日常生活とかかわるケアをします。

 

短時間の利用を含めて1日に複数回数の利用が可能になっていることも、特徴です。
随時対応サービスは時間を問わず、専用の電話で介護福祉士や看護師などのオペレータースタッフへ連絡することができるものであり、急な必要があれば緊急訪問を依頼することもできるものです。

 

多様化も見せている介護福祉士の仕事ですが、施設で働くにしてもホームヘルパーとしても、原則としてはルーティンワークということになります。
ホームヘルパーとしては決まった時間で利用者に対して決められている内容の家事援助や介護をすることになり、施設ですと1日のタイムスケジュールが大まかに決まっています。

 

施設による違いもありますが、提供する介護サービスの根本は共通しています。
着替えや身支度であれば、極力は要介護者の自主性を最大限尊重するように援助します。

 

やはり身だしなみをしっかり整えることによって1日を過ごすリズムや気持ちも違ってきますから、ないがしろにしてはいけません。
食事介護については危険がなく、そしておいしく楽しく食べるためのサポートをします。

 

誤嚥が起こらないように介護することが、大前提です。
排泄介助は自立をうながしたいところであり、要介護の度合いによって障害者用トイレ、ポータブルトイレ、おむつを使うなど適切な援助をすることになります。

 

入浴介助も見守りで済むケースから機械浴まで、状況に応じた対応が求められます。
移動介護では、最低限の介助にとどめるということを重視しなければなりません。

 

要介護者の能力ややる気が失われないように、起き上がりや車いすを使っての移動などをサポートします。